この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
赤信号停止中に後方から追突されてしまいました。事故後6ヶ月間通院加療を受けた後、症状固定となり、後遺障害の等級認定申請をしたものの、非該当でした。その後、司法書士に依頼して異議申立てをしたものの、再度、非該当の結果が出てしまったのです。どうしても納得のできない依頼者は、弁護士に依頼をすることにしました。
解決への流れ
当事務所で依頼を受けた後、通院した全ての病院、治療院のカルテを取寄せ、全てを精査しました。また、症状固定後も通院していた治療院があったことから、症状固定後の治療内容についても精査しました。その上で、カルテに記載されている治療内容や、現在の依頼者の身体状況等について、とても詳しい意見書を作成したのです。そして、その意見書とともに、再度の異議申立てをおこないました。すると、今まで、どうしても認定してもらえなかった後遺障害等級14級が認定されたのです。
やはり依頼者の話をよく聞き、どのような症状があるのかということについて、詳しい意見書を書いたことが評価されたと考えられます。意見書1つで評価が全く異なります。後遺障害等級認定申請をする場合には、きちんと自分の症状を意見書等で伝えることが重要だと言えるでしょう。