この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
相談者は,事故に遭い,治療を継続していたところ,治療終了後,保険会社より示談書が送られてきたことから,特に何も考えることなくサインして返送した。しかし,この示談書の内容は,極めて低額な慰謝料しか認めないものであった上,休業損害を一切認めないという不当なものであった。
解決への流れ
示談がなされてしまっており,難しい事案ではあったが,示談書の内容が極めて不当なものであったことから,依頼を受けて交渉を開始。厳しい交渉にはなったが,保険会社側の説明の不備等を厳しく追求したところ,最終的には保険会社側が折れ,通常の賠償基準に従った示談が成立することとなった。
かなり難しい事案でしたが,諦めずに交渉を行ったことが勝因だったと思います。もっとも,通常は示談をしてしまうとその後の交渉は困難ですので,示談をしてしまう前に弁護士にご相談ください。